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春日鉱山跡美束区画


春日鉱山は、岐阜県揖斐郡揖斐川町の鉱山。 1951 (昭和26)年に開抗。ドロマイトや珪灰石を産出していた。 ドロマイトとは鉄鋼やガラス生産における副製に役立ったとされる。


魅せる遺構への内部

入口から防波堤から流れ出る水が滝のように流れて来る変わった廃墟だ。スニーカーを履いて探索したから安定のぐちゃぐちゃ模様。。

人工物(廃墟)と自然の融合は堪らなく好きだしグラフィックアートも見れたから感動している

頭上には、ベルトコンベアが橋渡しされているが割と丈夫そうに見える。


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入口左手側にある鉱石を貯めるホッパーやベルトコンベヤーが目を引いた。
しかしこの時興奮していたのか草むらでヒルが全身をつたっていた事に気づかずに探索していたんですよね。。車の中で腹部に違和感を感じ見たら血まみれでした...。
まぁでもここのホッパーは5月頃のシーズンになると藤の花が咲いていてとても綺麗なんですよ
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防波堤からの水が行く手を阻むが靴が濡れるの覚悟し異空間への入口に辿り着いた。

錆色と緑色に覆われた空間はまさに異世界

これが春日鉱山の過去の栄光かと思うと感動する、、錆びた鉄を覆う草木は廃墟に生きる生命って感じがして廃墟美を感じた。

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廃電気版に萌えた。春日鉱山の中には6個以上電気版があるがこれが1番かっこよかった
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スロープスロープを登っていくとベルトコンベアの中継点。

その横にあるのは砂防ダムです。
この粉砕工場は谷の出口にある形で建設されていました。

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ここを折り返して工場の上部に続くスロープを進みます。

ここでは掘り出した鉱石を適当な大きさに粉砕して運び出す為の工場で鉄のハシゴがグラグラで危無かった

工場とサイロがある近くには木造の建物がいくつかありました。画像にある机?は昔事務所だった事が分かります

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事務所とサイロがある部分に有名な人形が置いてあるのを確認したくて数分探索していたら何処にも無くて、探索を続けて居たら抗口付近で仰向けの紫色の人形らしき物を発見しまさかと思いひっくり返したら例の人形がいました。。

イタズラでもこれは怖すぎるw

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そして二手に別れるレールが見えて来ました。

錆びたレールの上には運搬車は残っておらず先に進むとあるみたいでしたが、奥まで行こうとリベンジした所足元が危なく断念。。

足元が震えて先が進まなかったのが今日一無念

インスタグラマーの方やブロガーの方の写真見るとほんと凄いなって思います。

落ちたら骨折レベルですからね...(汗)

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レールがある反対側には抗口が見えます。
入口からはマイナスイオンが出てきていて涼しいと言うよりかはとても寒いです。この日は雨上がりで蒸し暑かったのですが抗口と外では明らかに寒暖差が激しかった。IMG_2532
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抗道の天井から夥しく滴る鉱水は毒素を含んでいる可能性があるのとスマホのライトでは限界があった為途中で断念。。トンネルとは違って雰囲気が全然違う事が分かるがこれを人力で掘ったと思うと昔の人ってやっぱり凄い

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この鉱山後10年くらいは残ってて欲しい所だし今後も解体されない事を祈るのみですが通報とか不審火が続いたりすると白石鉱山のように解体って末路もありますしマナーは守って自己責任で探索して欲しいですよね...。山奥なのに車の通りが多い分通報も気を付けて欲しいですしヒルにも注意が必要です()