今回はネットに情報が出回らないかなりレアな廃医院の紹介です。

かなり古い物件なので崩壊が酷く原型を保ちつつある部屋が幾つかありました。


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崩壊の具合は部屋ごとに異なりますが、メインの部屋がある診察室や事務所は綺麗な状態を保っていました。

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屋根が崩れ光が差し込む待合室。

生憎の梅雨の時期でしたが運良く光が差し込んでいました。

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待合室室のすぐ隣りにある診察室。

窓にはビニールシートが被せられていますが、室内には青い光が差し込みノスタルジックな空間を作り上げていました。

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診察室の机にはシレッとモンブランの221があったりと廃墟では中々見ない残留物がチラホラと。。

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部屋の端には診察用のベッド。

ホコリがかなり被っていたのが印象的で当時のまま残されています。

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碧い窓枠と木製椅子が目立つ先生だけが入れる小さな空間。

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現物を初めて見ましたが薬瓶が棚にずらりと並んでいました。

廃医院の中でも盗難に合わずにここまで残っているのも中々レアだと思います。

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続いては青のレースがかかった事務所にやって来ました。

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開かずの引き戸。

錆び付いた南京錠よ引き戸との相性がかっこよかった。

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色なき分娩室。

壁や屋根は煤で覆われていてこの部屋は特に寂しさを連想するような感覚になりました。

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象型の新生児体重計。誰かが触ったのか取っ手部分が外れていました。

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別館の入院棟。

2階部分と1部の部屋は竹の成長と共に建物が分断され、崩壊していました。

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入口を入って階段のすぐ近くには古い保育器。

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二階に上がって唯一残っていた病室には布団が山積みになったベッドがありました。

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入院棟の2階部分から見た全体像。

この画角に写っている建物の他に別館があるのでかなり大きな医院だったと言う事がわかります。

部屋事に崩壊の具合は異なりますが、人の出入りが多くなったり大雨や災害が起こると倒壊するのも時間の問題かもしれませんね。今回は死ぬ気で見つけた場所なので崩壊するまでに行けて良かった。